ZOOMはコミュニケーションツール
今回はテレワークに活用できるツール、セミナーでも利用しているZOOMについて書きます。
3月27日金曜日に開催された「日経電子版ビジネスフォーラムDXが可能にする2020働き方改革」ライブ配信の感想も含んでいます。
ZOOMでセミナーができるんです
ウェブセミナーのスピーカー(話す側、講師側)としてZOOMミーティングを使用した経験があります。会場でのリアル参加とオンライン参加を併用した勉強会でした。参加者割合はリアル参加4対オンライン1、オンライン参加の方には資料は事前にメールを送付し、スライドをリアル会場はディスプレイに投影、オンラインは画面共有をしました。
設定等々はITコーディネーターでいらっしゃる主催者の先生にお任せし、進行中もサポートいただきましたが、なんなく使いこなせました。(対応できなかった部分は後述します)
ZOOMでセミナーもできるんだな。という感想を持っていました。
今さらかもしれませんが、ZOOMミーティングは「ミーティング」と名前はついていますけれど、ウェブ会議だけでなく、ウェブセミナーにも使いやすいツールだったんです。
一度、話す側の立場を経験すると、面白いもので参加者としてのハードルも低くなり、セミナー会場まで移動する時間がないときでも、オンライン参加を選択する機会が増えました。
コロナ自粛で増えたオンライセミナー
それが新型コロナウィルスの感染防止策として、密閉された空間で他人との距離が近い環境となってしまう可能性があるセミナー開催がなくなり、代替手段としてウェブ開催とされる事例が大変多くなりました。(このあたり備忘録も兼ねて書いています)
代替手段としてのウェブセミナーのほか、目立ってきたのが「ツールを使いこなすセミナー」「ウェブセミナーをするためのセミナー」です。無料でわかりやすいセミナーが多いように思います。
日経電子版ビジネスフォーラムでは
そんな中で「日経電子版ビジネスフォーラムDXが可能にする2020働き方改革」ライブ配信を視聴しました。在宅勤務の質を上げるツールについて紹介されておりました。パネリストさんがZOOMミーティングをコミュニケーションツールとして利用する方法を提案されていました。
職場のコミュニケーションというのは、人が集まって会議をするだけでなく、声が届く範囲に誰かがいて、「ちょっと聞いていい?」と簡単に質問ができる、「疲れたなあ」とつぶやいたら答えてくれる人がいる、そういう雑談もコミュニケーションだと説明されていました。(意訳です)
方法としては、在宅勤務の在席中は全員がZOOMミーティングに入室しておく。通常はビデオを消してマイクも消音しておく。スピーカーは常時オンにしておく。それでも誰が在席しているかはわかります。そして、話しかけたいときだけマイクをオンにする、というのです。なるほど。
そして、パネリストでいらっしゃったZOOMJAPAN社の方は「ZOOMを提案するときはウェブ会議ツールではなくコミュニケーションツールと言っています」とおっしゃっていました。
使い方次第ですね。
ZOOMミーティングでのセミナーに必要なスキル
前述したセミナーでのスピーカー経験に戻ります。
リアル会場参加者とオンライン参加の方の両方を意識して話すのは大変難しいことでした。質問をするとき、意見交換をするときにはついつい会場参加の方を意識してしまいます。オンライン参加の方がチャットでメッセージを送ってくださっていても見逃してしまう、という失敗もありました。講師一人リアル会場とオンラインの両方を意識するのは、かなりの慣れが必要だと感じました。
さて、どの道にもプロフェッショナルはいらっしゃいます。ZOOMセミナーをオンライン上でサポートする人材を派遣するサービスもあるそうです。講師に変わり、受講者のトラブルシューティングやチャットに対応したり、講師にチャットの内容を伝えてくださったり、ブレークアウトルーム(ZOOMのセミナーでグループ討議ができる仕組みです)のサポートをしてくださったり、というものです。大変ありがたいサービスです。
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